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健康コラム 耳鼻咽喉科

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市販の点鼻薬は?(2010年2月22日)

市販の点鼻薬は?

 市販で購入することができる点鼻薬の中には、血管収縮剤が含まれているものがあります。
 これが含まれていると、鼻の粘膜に早く吸収され、粘膜が収縮(ちぢむ)ため、鼻づまりには即効性があり、数分で気持ちよく鼻が通ります。
 適切に使用すると非常にいいお薬なのですが、連用するとだんだんと効かなくなり、さらに連用するようになります。
 すると、逆に鼻の粘膜が腫れてしまい、さらに鼻づまりがひどくなって、また使ってしまう、という悪循環が起こります。
 これを点鼻薬性鼻炎と呼びます。


「点鼻薬が効かないんです。」

 「点鼻薬は効かないんです。」という患者さんからの声をしばしば耳にします。
 もちろん人によって効果が出にくい、合わない場合もあります。
しかし、患者さんのお話をよく聞くと、それ以外に、点鼻薬の使い方を誤っているケースもあります。
 アレルギー性鼻炎の時に、医療機関から処方される点鼻薬は、先述の「市販の点鼻薬」とは薬剤の内容が全く違います。
(当然 状況により、市販の点鼻薬と効能の似た点鼻薬も処方することもあります。)

 アレルギー性鼻炎の治療に、主に使用する点鼻薬は、毎日継続的にきちんと使用して効果が現れるお薬です。
1度使用してすぐに効果が得られるものではないので、患者さんが勘違いされるのも無理はありません。

 受診時には点鼻薬の効果、使い方について説明するようにはしていますが、説明が不十分の時は、おっしゃってください。

コラム記事:耳鼻咽喉科 澤西雄一郎